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産業用ロボット

主に工場などにおけるロボットを使用した作業の自動化、いわゆるファクトリーオートメーション(FA)が求められるようになって久しい昨今。FA自動機の設計に早くから力を注いでいた品川通信計装サービスでも、多関節ロボットやスカラロボットをはじめとする「産業用ロボット」の技術を応用した製品開発・装置製造にチャレンジしております。

産業用ロボットとは

人間の代わりとして、工場などでの組み立て作業などを行う機械装置のこと。人間の代わりに作業をすることを重要視されているため、人間の腕に似た機構および稼働域を有するロボットが多い。主に外部からのプログラムによって動作を制御する。
一定動作の繰り返しを行う単調作業などに向くが、作業中に人間が近くに立ち入らないための安全柵や装置そのものの設置スペースを広く確保する必要がある。

産業用ロボット イメージ図

現在では安全柵なしで人と協働した作業ができる、いわゆる「協働ロボット」を応用した産業用ロボットシステムの設計、およびその制御などにも力を入れております。
協働ロボットの主な使用先としては製造、加工、梱包、検査、研磨の現場などが上げられ、導入によって品質の向上・生産性の最適化・コストの低減が強く見込まれます。

協働ロボットとは

これまでの産業用ロボットは人間と分離して作業を行うために、比較的大きなスペース内で安全柵などを設けて運用する必要があった。しかしロボット技術の進歩により安全性が確保されたため、安全柵なしでかつ比較的小さいスペース内でも人間と協働が出来る「協働ロボット」が開発された。
本体に安全センサーが組み込まれているものが多く、人間の接近を感知したら強制停止、もしくは動きをスローにする、などといった設定も可能。一般的な産業用ロボットと比べてサイズが小さい、プログラミングが容易などの利点がある。

試液分注ロボット(Medtec Japan 2017の出展より)

品川通信計装サービスでは産業用ロボットを制御するソフト(プログラム)の設計製作も行っており、さらに自社製品である4軸モーターコントローラー、タッチパネル制御基板等を組み込むことによって、総合的な開発コストを安価に抑えることも可能となっております。

弊社取り扱い中のロボット

安川電機
https://www.yaskawa.co.jp/product/robotics

オムロン
https://www.fa.omron.co.jp/product/robotics/lineup/industrial/

ファナック
https://www.fanuc.co.jp/ja/product/robot/index.html

産業用ロボットの応用技術による装置の導入をお考えのお客様は、お気軽にお問い合わせください。

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